記帳代行サービスを導入しました

弥生会計の記帳代行サービスというものを、事務所で導入してみました。領収書や通帳をスキャンして弥生会計へ送ると仕訳入力してもらえるというサービスなのですけど、使ってみたらとても良かったです。ちなみに弥生会計のスタッフさん(?)が人力で2日以内くらいに仕訳入力してくれるというものらしいです。1仕訳18円(というより1行18円?)で。それに基本料金がプラスされて。

うちの事務所の場合、顧問先は個人法人合わせて30件くらいですが、そのうち10件くらいはこちらで入力しています。毎月だったり2ヶ月ごとだったり半年ごとだったり。ほとんどアルバイト従業員の方に入力してもらっていますが、所長の私が入力している会社も3~4社あります。そういう会社も含めてすべて、この弥生会計の記帳代行でお願いしていこうかなと思いました。1会社あたり月額5,000円くらいかかるとして、10件お願いしても月額50,000円くらい。年間で600,000円くらい。まぁそれくらいならという感じです。人を雇うよりかは安くなりそうです。アルバイト従業員の時給2,000円ですし。

実際使ってみた感想として、思っていた以上に作業時間が短縮されると感じました。スキャンするときも、レシートが縦でも横でも読み取ってもらえますし、続けて何枚でも読み取らせることができて、速くて楽です。入力された仕訳をチェックしたり修正したりする時間は結構かかるのですが、自分で入力する時間と比べるとトータルでは圧倒的に短くなりそうです。

今回このサービスを導入して思ったのが、やはり記帳代行の分は別枠で報酬をいただいていかないといけないということです。今までは事務所内でそのあたり曖昧な部分がありました。今までも一応「会計データの状態でいただけるなら月額報酬は1万円で、こちらで入力するのでしたら+1万円です」みたいな感じで提案はしていましたが、たぶん記帳代行の報酬が月額1万円だとほとんどの会社が赤字になってしまいそうです。顧問料と合わせて黒字なら…という気もしますけど、将来的にはもっとしっかりお金をいただいていかないと…と思いました。

あと、このサービスを導入することによって、私やアルバイト従業員の手は空くことになると思います。アルバイト従業員の方々については、暇な時間は勉強してもらうか研修に出てもらうかって感じで良いと思っています。私も手が空いた分、本を読んで勉強したり、スキルアップに時間を使えることになりそうです。とはいえ、現状でも時期によってはとても暇で、6~11月くらいは、相続の仕事が多少入ったとしても、週2~3日くらい働けば十分という状態です。ここからさらに仕事時間が短縮されるという。とても良い状態だとは思っていますけど、もしかしたらもう少し仕事を増やしてもよいのかもしれません。自宅兼事務所なので今までは仕事を多少セーブしていましたが、時間に余裕もありますし、こういうサービスにも投資していきたいですし、売上も少しは伸ばしていっていいのかもしれません。

あとは、最近シェアオフィスについて従業員の方に調べてもらっています。良さそうところがあれば試しに契約してみようかなと思っています。税理士事務所でどれくらいシェアオフィスを活用できるのかわかりませんが…。正直まったく戦略は無くテレワークする場所くらいの感じで考えているだけですけど。しかも従業員はすでに半分テレワークしてもらっているので、必要ないかもしれませんけど。まぁ、現代的でお洒落かなと思って。時間もありますし、色々やってみようかなと。