税理士法人の設立について

2017年11月に独立して、もうすぐ3年になります。完全にゼロから1人事務所としてスタートして、今年の確定申告の時期にはじめて従業員を2人採用しましたけど、今はまた1人事務所として仕事をしています。今くらいの時期は週3~4日働けばいい仕事量なので、1人でもまったく問題なく仕事をこなせています。確定申告時期にはもう毎年従業員が必要だとは思っていますけど。

というわけで、今後の事務所運営について考えていきたいと思います。というか常に考えています。むしろ最初に独立したときからすでに頭の中に理想の事務所像があって、そこを目指してがんばっている感じです。ちなみにその頭の中の理想の事務所像は2つありまして、1つはオフィス的な税理士事務所、もう1つはカフェっぽい税理士事務所です。オフィスパターンだと、広くて綺麗なオフィスビスのフロアに空間に余裕を持ってテーブル椅子などが配置されてるイメージです。休憩室、カフェ、子供預け室などの福利厚生スペースも完備されていて。リラックス用の休憩スペースとテンション上げる用の休憩スペースがそれぞれあると良いですね。カフェパターンだと、内装が完全にカフェっぽくなっていて場合によっては実際にカフェにも使えるというイメージです。緑いっぱいのイメージです。1階がカフェで2階が事務所スペースというのも良いですね。1階で仕事しますけど。まぁどちらのイメージでいくにしても、イメージ通りに従業員をいっぱい採用して運営していくというのは現実的にはきついだろうとは思っています。現実的には、従業員は5人くらい採用しつつ、このイメージまんまではないけど方向性はそんな感じの事務所を作っていく、という感じかと思っています。

正直、暮らしていくだけなら1人事務所で十分です。というかもう現状で十分と言えます。売上2000万円くらいで繁忙期だけ従業員を採用してあとは1人でやっていく、と。それで季節ごとに旅行へ行ったり映画館や美術館へ通ったり読書や勉強したりしながらのんびり暮らしていくことができています。これ以上お金もいらないです。ではなぜ税理士法人を設立したいかというと、それが大学の親友との夢だからです。大学卒業の時期になっていつか一緒に仕事しようと2人で話して、実際それに向かって進んできました。その親友の人は今では会計士になっていて、私は税理士になっていて。2人で税理士法人を設立して一緒に仕事していければ本当に最高だと思っています。

あとは、理由としては、このまま1人事務所として10年間とか20年間とかやっていった場合、どこかで成長速度が止まってしまうんじゃないだろうかという危機感があります。これは本当にものすごくあります。1人事務所でやっていくと、大きな案件は受けない(受けられない)という方針でいくことが多いと思います。例えば相続税でいうと課税価格〇億円以上の案件は大手の相続専門税理士法人へ流す、など。あとは、複雑な案件は受けない(複雑そうな案件が来ても断る)など。それはつまり、自分にできる仕事だけやっていくというスタイルです。それで10年とか20年とかやっていった場合、新しいことをまったく知らない人間ができあがってしまうんじゃないかという恐怖があります。まぁそれは極端ですけど。それに、そういうことを回避するために週3~4日だけ仕事して残りは読書や勉強や研修に行ったりしてるという話でもありますけども。とはいえ、税理士法人を設立して何人かでやっていった方が受けられる案件の幅は広がるだろうという狙いはあります。相談しながら仕事していけますし。来る仕事の内容としても、大きな案件が来るようになるかもしれません。

ということで、いつ税理士法人を設立するかですけども、これはまだ決まっていません。私個人としてはいつでも良いのですけど。明日でも良いのですけど。親友の人の仕事辞めるタイミングの問題などもありまして、なかなかきっちり決められない感じです。まぁ私としては、明日でもいいし1年後でもいいし、何なら2~3年後になってもそれはそれでしょうがないかなという感じです。とにかく楽しみですね。2人+従業員で超絶かっこいい会社を作っていきたいなという気持ちです。