仕事歴

2018年5月8日、11日 杉並税務署 法人説明会

2018年5月8日と5月11日の2日間、
杉並税務署にて、杉並法人会さま主催の法人説明会の講師を担当しました。

5月8日 決算についての説明会
5月11日 新設法人のための説明会

でした。

↑それぞれの説明会で使用したテキストです。

法人税の仕組み、会社の決算のときの注意点、減価償却や棚卸について、役員報酬や社宅の取り扱いなどについて、お話しました。あとは消費税と源泉所得税の仕組みについても。それぞれ短い時間での駆け足の説明になってしまいましたが…。
会社を続けていく上で注意すべきことはいっぱいあります。細かい部分については専門家へまかせるというスタンスで良いと思いますので、こういう説明会では「経営者の方もここだけはしっかり知っておいていただきたい」という大きな事柄についてのみ、お話させていただくようにしています。税理士の私も、社会保険のこととなると社労士さんへ相談しますし、係争が発生しそうになると弁護士さんへ相談します。餅は餅屋という考えです。
税理士というのは基本的にはそれぞれの会社さまが本業で利益を追求していくためのお手伝いをする仕事ですので、このような説明会にもそれぞれ本業の時間を削って参加していただいているわけですし、少しでも本業の方でプラスになるように、得るものがあるように、と考えてお話をさせていだたきました。

2018年4月11日 金融庁「家計の資産形成の促進に関する説明会」

2018年4月11日 金融庁でおこなわれた「家計の資産形成の促進に関する説明会」に参加してきました。

家計の資産形成の促進に関する説明会(税理士向け)の開催について
※金融庁のサイトへのリンクです
https://www.fsa.go.jp/policy/shokenzeisei/20180227.html

税理士や税理士事務所に勤務している人向けの説明会ということでしたが、会場は意外と(?)若い人も多かったです。
霞が関ってなかなか行く機会ないのですけど、建物も綺麗で広くてカフェも空いていて(12時~13時のお昼休み時間は混んでいるのかもしれませんが)良いですね。警備員の人たちの数が多いので安心感もありますし。

以下、説明会の内容についてです。

・なぜ「家計の安定的な資産形成」を推進?
日本は諸外国と比べると家計の金融資産や資産運用による所得がとても少なく、金融資産ゼロの世帯も多い。この状況を何とかしていかなければ、という話でした。

・なぜ「つみたてNISA」なのか?
金を貯めるための投資として、少額から可能なつみたてNISAが最適、と。また、つみたてNISAの対象商品は販売手数料0円かつ信託報酬も安いものに限定されているという利点も大きいという話でした。

・職場で「つみたてNISA」を普及!
きっかけがなく資産形成に踏み込めないという人も多いので、まずは職場で投資を学べる機会(セミナーなど)を作っていければ、という話でした。つみたてNISA、iDeCoなどについて。

税理士は中小企業の方々との接点が多いので、関与先へもつみたてNISAについて上記のような話を広めてほしいとのことでした。
私も今後お話していきたいですね。
つみたてNISAは、手数料が安いものを厳選しているという点が、とても良いと思っています。基本的に投資信託の手数料って高すぎると思いますし。1%2%でも積み上がるとばかにならない。株式の現物の売買くらいの手数料が「投資」として許容できる範囲かなという感覚です。投資信託(の高いやつ)や仮想通貨なんかは手数料高すぎて投資と呼べないんじゃないかという意見です。誰のための投資なのか…っていう。

関与先へつみたてNISAのお話をするときの説明用資料(パンフレット)としては、金融庁のつみたてNISAのページがとてもわかりやすくて良いと思います。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/

2018年2月16日 確定申告無料相談・永福和泉区民センター

2月16日、永福和泉区民センターで、確定申告無料相談がありました。

ちなみに東京都杉並区の日程は以下の通りです。
http://www.nta.go.jp/tokyo/guide/zeimusho/shinkoku/soudan/t42.pdf
※pdfファイルです。国税庁サイトへのリンクです。

私の担当はこの日で終わりでした。

今年の確定申告無料相談でどんな質問が出たか、まとめてみます。

まず、本当に多かったのは「用紙が送られてこない」ことに対する質問や愚痴などでした。今年から確定申告書の用紙が郵送されないことになりまして、国税庁のサイトからダウンロードするか、税務署などから持ってくるしかなくなりました。このことについて戸惑われる方が多かったです。確定申告無料相談の会場で初めて用紙を手にしてその場で記入・作成するという方も多く、そのため滞在時間が長くなるというのが今年の特徴だと感じました。

次に多かったのは、やはり医療費控除の関係です。
今年の変更点として、「医療費控除の明細書」を作成し添付しないといけなくなりました。代わりに領収書の現物は自宅に5年間保存です。その「医療費控除の明細書」の作成が無い方がやはり多く、その場で作成されていました。

医療費控除について、今年の変更点として「セルフメディケーション税制」というものが創設されていますが、一人もいらっしゃいませんでした。ちなみに杉並税務署の人も2月半ばくらいに「提出された中でセルフメディケーション税制はまだ一件も無いですね」という話でした。
セルフメディケーション税制というのは、ドラッグストアやAmazonなどでナロンエースやパブロンなどの薬を購入した金額が12,000円を超えていれば確定申告で税金の還付を受けられる制度です。月平均で1,000円以上パブロンを購入していれば使えますので、対象者は多いと思われます。医療費控除と選択適用(どちらか片方だけ)です。
医療費控除については、もう一つの変更点として健康保険組合から郵送されてくる「医療費のお知らせ」をそのまま医療費控除の書類として使用することが可能になっています。これを持参されている方は多かったですね。ただ、この「医療費のお知らせ」は集計期間が11月~10月とか7月~6月とかだったり、郵送されてくるのが2月中旬くらいだったり、実際はちょっと使いづらいものでした。10月分までの金額を載せられても結局それ以外の期間のを集計しないといけない。これについても税務署の人が医療費控除のときに使いやすい書類にしてもらうよう各健康保険組合に要望を出していきます、と言ってました。1月~12月の期間で集計して年明けて1月中に郵送してくれないと使いづらいですよね。

その他で、確定申告無料相談で受けた質問は、

青色申告についてのご質問
→ 3月15日までに出せば来年の確定申告(平成30年分の確定申告)から青色申告です。事業や不動産の方は絶対に青色申告がいいです。

開業費についてのご質問
→ 何年前のものでも、開業に必要なものであれば含めることができます。「開業費」という科目で計上して、決算時に「開業費償却」という科目へ振り替えて経費処理します。今年ですべて償却しても良いですし、5年間かけて償却していっても良いです。

やはり今年も、新規開業をして初めての確定申告という方が何人かいらっしゃいました。初めてなので流れや手順を教えてほしいと。

その他でいうと、事業所得の方からは減価償却についてのご質問が多かったです。どう計算するのか、あるいは計算結果が合っているか見てほしい、などなど。減価償却はややこしいところだと思います。

その他に複数件あったのがふるさと納税です。寄付金控除を追加する処理。これは「この金額をここへ書き写しますー」を繰り返すだけなのでとても楽なご相談です。ふるさと納税の寄付金控除は、確定申告の時に寄付した金額の何割かが還付され、残りは5月くらいに郵送されてくる住民税が安くなっているという仕組みです。

以上、今年の確定申告無料相談で多かったご質問・ご相談内容のまとめでした。