2019年10月3日、10日 杉並区役所 無料税務相談

2019年10月3日(木)、10日(木) 杉並区役所 無料税務相談

杉並区では、毎週木曜日が無料税務相談の日となっています。毎週一人の税理士が相談員を担当しています。担当は税理士が5人くらいで順番に対応しているのですが、今回は私が他の先生と日程を交換してもらった関係で、二週連続で私が相談員を担当するということになりました。同じ税理士が連続で担当するというと、もしかしたらあまりよくないことかもしれませんけど、私個人としては、楽しい仕事を二週も担当させてもらえて、大満足でした。むしろ毎週私が担当してもいいくらいの気持ちです。譲渡所得税も相続税も得意なので向いていると思いますし。

この二週間の相談内容としては、やはりと言いますか、相続税についてのご相談がとても多かったです。7割くらいが相続税についてのご相談でした。残りが不動産を売却するときの譲渡所得税について。

相続については、相続が起こったあとの税金計算についてのご相談が半分くらいで、残り半分が生前の相続対策のご相談という印象です。相続税の申告については、簡単なものであればご自身で十分可能だと思います。税務署の職員の方も電話予約して行くとその場で色々と教えてくれます。むしろ生前の相続対策の方が、専門家にお金を払ってやってもらう価値があると思います。生前の対策によって相続税額が大きく変わってくる可能性があります。同居しているかどうかなど状況次第で変わってくる部分も多いですし、毎年これくらい贈与していけば〇年間でこれくらい相続税が変わってくるというような話も税理士事務所では可能です。

ちなみに当事務所の相続税の仕事の割合は申告書作成が8割、試算が2割くらいです。申告書作成の仕事は、こういう区役所などの税務相談からのお客様が3分の1くらい、法人の顧問先の方々の相続が3分の1くらい、他の税理士事務所からの仕事が3分の1くらい、という比率です。他の税理士事務所からの仕事は、そのまま振ってもらうケースよりも一緒にやろうと言ってもらうケースが多めです。他の先生方とチームを組んで仕事をしていくことになりますが、それもまた楽しいですね。勉強にもなります。

区役所税務相談の話から少しずれてしまいましたが、杉並区役所では毎週木曜日に無料税務相談をおこなっていまして、私や他の税理士先生方が30分間、全力で税務相談に対応させていただきます。ぜひぜひご活用ください。

当事務所でも初回のご相談は無料にしていますので、お問い合わせからでもお電話でも、いつでもお待ちしています。

2019年8月15日 杉並区役所 空き家対策専門家相談

2019年8月15日(木) 杉並区役所 専門家による空き家対策相談会

 

お盆でしたが、杉並区役所は通常通り営業していました。

1人あたり45分間で、1日あたり3件まで相談を受けるという相談会でした。この日は税理士、宅建士、司法書士の専門家3名で、その税理士相談員を私が担当しました。杉並区内の空き家に関する相談だけではなく、杉並区在住の方が区外に所有している空き家に関する相談も受け付けているようです。

税理士の私としては、空き家を譲渡(=売却)した場合や賃貸した場合などの税金についての相談がメインでした。譲渡した場合、所得(利益)が出るようなら翌年3月に確定申告で税金を納めなくてはいけません。譲渡の所得税は、所有していた期間にもよりますが、20%のケースが多いです。ただし住んでいた土地建物を譲渡した場合や空き家を相続したあとに譲渡した場合などは、所得を少なくしてくれるような話もあります。その場合でも確定申告は必要です。

賃貸に出した場合でも、家賃収入について毎年確定申告していく必要があります。その他、所有していることに対して固定資産税も毎年かかります。固定資産税は住宅用(自分で住まずに他人に貸していても住宅用としてOK)の土地であれば6分の1にまで下がりますが、誰も住んでいない土地は基本的に6分の1ではなくなってしまいます。大きく税額が変わってきます。

その他では、やはり相続について相談されることも多いです。空き家になりそうな土地・建物があったとして、どう相続するのが良いか。まず、税理士としては共有はおすすめしづらいです。売却するのも賃貸に出すのも全員の同意が必要になりますし次の世代へ相続された場合にさらに権利関係が複雑になってしまう危険性があるからです。といっても誰か一人の人がすべて相続するというのも公平性の点から現実的ではないかもしれません。ここは本当にむずかしいところです。売却前提で話がまとまっているのであれば共有という形で相続するのは有りだと思います。その場合は売却代金もその共有持ち分で分けることになります。一人の人が相続して売却した場合は売却代金もその人だけのものになってしまいます。

現に空き家になっているケースやこれから空き家になりそうなケース、本当に様々あると思いますが、杉並区ではこのような専門家による無料相談会をおこなっていますので、杉並区のホームページなどからお気軽にお問い合わせいただければと思います。

杉並区「専門家による空家等総合相談窓口」

https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/sumai/akiya/1029903.html

ちなみに税理士以外の、他の専門家の方々が対応するようなご相談の内容としては、この無料相談会で私が担当したケースの中では、司法書士の先生が不動産登記についての手順や費用についての相談を受けたり、宅建士の先生が不動産売買の契約書について条件が妥当かどうか相談を受けたり、などがありました。税務のこと以外でも、空き家についてはそれぞれの悩みごとがあると思います。

2019年8月6日 決算法人説明会

2019年8月6日 決算法人説明会

 

杉並税務署にて、杉並法人会さま主催の決算法人説明会の講師の仕事をしてきました。8月のとても暑い時期でしたが、今までと同じかちょっとだけ少ないくらいの人数の参加者でした。

この内容で講師をするのも何度目かになりましたので、テキストの内容を説明する部分についてはかなりスムーズになったと自分では思っています。あとは、板書を使ってオリジナルの内容をお話する部分、この部分は残り時間を見て内容をその場で修正しながらお話しているのですが、まだまだ慣れなくて綺麗にいかない感じはします。残り時間が足りなくなったり、少し時間オーバーしてしまったりします。まだまだ改良が必要ですね。個人的にはテキストの内容をそのまま説明する部分はもっと削って、簡潔にして、オリジナルの部分を増やしていきたいと考えています。税理士として経営者の方々にお話したいことはいっぱいあります。

ここ何回かの講師の仕事で思うのは、消費税についての質問事項が多いということです。前回も今回も、説明会のあとの時間で消費税についての質問を受けました。次回は消費税についてもう少し時間を多く割いてもいいのかなと思いました。

ちなみに消費税の仕組みについては、オリジナルの板書を使用してお話しています。

 

消費者

↓  100円の物を108円で購入(消費税8円

コンビニ 差額 2円 を納税

↓  80円の物を86円で購入(消費税6円

本部 2円

↓  60円の物を64円で購入(消費税4円

メーカー 2円

↓  30円の物を32円で購入(消費税2円

農家 2円

 

板書ここまで。

消費者がお店(コンビニ)で100円の商品を108円で買うとき、消費税を8円負担しています。その8円をコンビニはそのまま国へ納付するわけではなく、その商品を本部から80円+消費税6円で購入しているので、差額(8円-6円)の2円だけを国へ納める、という仕組みです。そして本部もまた64円でメーカーから購入しているので差額の2円を、メーカーも差額の2円を、農家も2円を、そうすると、全員の分を合計すると8円になるという仕組みです。こうやって、一般消費者が負担した8円が国へ納税される、という流れです。

つまり、この流通過程のそれぞれの会社が、自分の分をしっかり計算しないといけないということです。計算を間違えたり納税しなかったりすると合計して8円にならなくなってしまいますから。

と、こういう話を、板書を使用して5分くらいでお話しました。それに加えて簡易課税という計算方法もあって~ という続きの話もあります。

次からはもっと消費税について時間をとってお話していってもいいのかなと思いました。どんどん講義の内容を改良していって、参加者の方々が求める内容にしていきたいですね。